小説を読む習慣がなかった私が、短編を書き続けた一年間

凪月桐です。初めてnoteで自己紹介記事を投稿したのが7月30日で、もうすぐ一年になります。この節目に、改めて自己紹介を交えたエッセイを書きました。

なぜ小説を書こうと思ったのか

当時の私は、小説を読む習慣もほとんどなく、文章を書くことは日記程度でした。
ブログやSNSは一時期少しだけやりましたが、上手くいかず疲れてしまい、その後は見るだけになっていました。

人に見せるような文章は書けないし、特別な経験もない。
何かを始めたい気持ちはあって動画やサイトを見ても、調べて満足して終わることがほとんどでした。

そんな中で、数年前、一度だけnoteのアカウントを作り、投稿していたことがあります。
そのエッセイの中で、私は「短編を書いてみたいです」と書いていました。実際に短編も1話だけ投稿していました。

その延長線上で、出来上がったのが、この新しいアカウント「凪月桐」でした。

最初は、何を投稿すればいいのかも決まっていませんでした。ただ、前のような暗いだけの場所にはしたくないと思っていました。

そうして一番最初に書いたのが「カモミールティー」でした。この時点では物語の職場設定すら固まっておらず、書きながら世界が少しずつ形になっていきました。

気づけばシリーズのようになっていき、日常の出来事や職場での出来事を少しずつ投稿するようになっていました。

noteの使い方やマガジンでの整理、ハッシュタグでの応募も試してみましたが、思うように伸びませんでした。それでも、少しでも反応があることが嬉しくて、続ける理由になっていました。

11月にはMacを購入しました。表現の幅を広げたいことと、「挑戦する一年」にしたいという気持ちがあったからです。最初は慣れませんでしたが、今では欠かせない存在になっています。

その頃から、自分の生活や働き方も見直すようになりました。退職を選び、一度、勉強をする事にしました。

週一投稿を目標にしていましたが、2026年に入ってからは生活の変化もあり、すでに書き溜めていた作品を中心に投稿するようになりました。それでも、日常の中で書きたくなったときは短いエッセイも続けていました。

そして春に「創作大賞2026」を知り、応募してみたいと思いました。入賞という結果よりも、最後までやりきる経験をしてみたいと思ったからです。

川嶋さんシリーズを見直し、構成を整えながら投稿を準備する中で、バナーを変えたい、ここも直したい、もっと良くできるのではないか、と考える日々でした。

創作大賞用に綺麗にまとめ、応募まで進めたこと自体が、自分にとっては大きな経験でした。一つの目標を最後までやりきることの難しさも、そこで初めて実感しました。

最近、ある方から「投げ出さずに最後までやり切った経験も、一つのスキルになる」と言われたことがあります。

それも含め、私には「noteを始めて一年、短編を書き続ける」という目標もありました。それはもうすぐ一区切りを迎えます。

気づけば、過去に何となく投稿した「短編を書いてみたい」という言葉が、現実になっていました。

特別な収益や大きな成果があったわけではありません。それでも、短編を書き続けたことで、自分には何かを続けられる力があるのだと少しだけ思えるようになりました。


川嶋さんシリーズのテーマについて

シリーズの中で描いてきたテーマにも理由があります。

4年前にお世話になった方から、こんな言葉をいただきました。

「出来たことを書くと見返せるし、いい記録になりますよ。悪いことは紙に書いて破って捨てればいい。家にいないで外へ出て、空を見上げてみてください」

今思えば、それはレジリエンスにつながる考え方だったのかもしれません。

当時の私は自己肯定感が低く、気持ちが沈んで、何もできない日も多くありました。
けれど、嫌なことがあっても、少しずつ外に出たり、美味しいものを食べたり。日常の小さな出来事を日記に記録するようになりました。

2年が経った頃、ノートが2冊目になりました。
記録していた「出かけた場所」や「食べたもの」は、以前より確実に増えていました。

「書くことで前向きになれることもあるのかもしれない」

そう思ったことが、noteを始めたきっかけでした。

そして少しだけ欲を言えば、この記事や川嶋さんシリーズを読んで、「出掛けてみよう」「ちょっと前向きになれたかも」と思っていただけることがあれば、私はとても嬉しいです。


これからについて

今後、川嶋さんシリーズは一区切りを迎えますが、長編・エッセイや学んだこと、川嶋さんシリーズではない短編など、表現の幅は広げていきたいと考えています。

その準備として簡単なWebサイトも制作しました。
こちらはポートフォリオのような位置づけで、自身の活動を整理する為のサイトです。

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小説も読まず、文章も得意ではなかった自分でも、短編を書き続けることはできました。

もし何か始めてみたいと思っている人がいましたら、最初の一記事だけでも十分だと思います。完璧でなくても、続けていくうちに形になっていくものがあります。

一年前の私は、短編を書き続ける未来を想像していませんでした。それでも続けてみたからこそ見えた景色があります。

これからも、自分のペースで書き続けていきたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。


作品紹介

メイン作品 川嶋さんシリーズまとめ↓

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